Black Lives Matterで思ったマイケルジャクソンが肌を白くした理由
マイケルジャクソンが自身の肌を白くした理由。
黒人ではない、アメリカで生きてるわけでもない自分には理解することはできなかった。
単に病的にルックスにこだわってただけだと思ってた。
でも今回のBlack Lives Matterでなんとなくわかった気がした。
あれだけ成功して、世界中にファンがいて、富も名誉も地位も名声も全て手に入れた。
それでも結局アメリカで生きてると、”黒人”というところで劣等感が生まれてしまう、
それ以上に行けない壁を感じてしまう。
黒人の人がアメリカで生きていくというのは、そういう感情が生まれてしまう仕組みがあるんだろうな。
どんなに成功しても、結局黒人、がんばった、成功した黒人でしかない。白人と同じにはなれない、白人の下になってしまう。
肌が黒いままでどんなに成功しても、スーパースターになっても、でもアメリカでは事あるごとに起こる”黒人”という差別、それと同時に、「もっと保護されなきゃいけないかわいそうな存在」という白人による上から目線の同情。
どんなに成功しても、黒人というところでプライドが持てなかった、持つことが出来なかったんだろうな・・・。
そういう人種差別による劣等感、絶望感、そういうのは相当辛いし苦しい物なんだろうな・・・。
日本で生きてると、人種による差別はそこまでリアルに感じることが出来ないけど、
でもそういう物に対してもっとしっかり敏感にならないといけないし、無関心なのは罪なんだろうな。