日本人嫌悪

さよなら日本

山手線刺傷事件に見る日本人中高年男性達の大和撫子幻想

山手線の車内で女が刃物で男性達を刺した事件。
この事件でも思ったけど、日本人男性達、特に中高年の男性達の現実逃避というのが見られる。
「女性はこんな事しない!こんな事するには何らかの原因があるはずだ!」「きっと男が悪いんだ!」「もしかしたら女装した男かも」等など。

でも以前から日本人女性というのは犯罪傾向が高く、凶悪犯罪も多かった。
右翼の奴らが、「韓国人女性や中国人女性は気が強くて荒っぽい」とよく言うが、それは昔の話。
今は韓国や中国の女性の方が性格がまともで、日本人女性の方が荒っぽいし攻撃的。
時代は変わるし、そして人も変わる。当たり前の事。

自分はよく英語圏やロシアのSNSやネットやYOUTUBE等見てるけど。よっぽど向こうの女性達の方が性格が良い。
そして日本人女性は結構荒っぽいのがわかる。というかおそらく世界一性格悪い。

で、日本人男性、特に中高年とオタク層に顕著なんだけど、「大和撫子幻想」というのを持ってる男性が多い。
日本人女性に対して、「日本人女性は大人しくて優しいものだ」という幻想。
そしてその自分達の幼稚な幻想を壊されたくないから、日本人女性が何か犯罪犯すたびに、
「きっと何らかの事情があったんだ、そしてそれは男のせいだ、だからこの女性の犯行は仕方ない」」という風に無理やり擁護して
自分達の中にある「大和撫子幻想」を守り通してきた。

そしてその大和撫子幻想を持ってるのは、男性社会、男尊女卑社会を生きてきた50代以上の中高年男性に多い。
女性を押さえつけて生きてきた世代だから、「(日本人)女性は大人しくて優しいものだ」という幻想を持ってる人が多い。
でもそれは単に社会が女性の自由を許してなかっただけで、大人しさを強要されてただけの話。

今の日本のマスコミの中心もこのバブルオヤジ世代が中心だから、マスコミさえもこの「大和撫子幻想」を元に記事を書いてる男性達が多い。
というかマスコミも司法も警察も、基本日本は「大和撫子幻想」に基づいて動いてる。

「日本人女性」と聞いて、おそらく中高年男性やアニメオタクが頭に思い浮かべるイメージは、
「長髪の黒髪の大人しい女性」なのだ。
正直今時こんな日本人女性どこにもいないんだ。言ってしまえば存在しない幻想でしかない。それでも中高年やオタクは常にこのイメージを思い浮かべてしまう。
「女性の髪形はロングじゃないと女性らしくない」
日本以外の国はだいたいこんな価値観を女性達は強要される。欧米でさえもそうで、白人女性達は長髪が多い。
でも日本はそんな物無く、おそらく世界一髪の短い女性が多い。そして髪の色も黒髪の女性はとても少ない。
性格も、日本人女性は、欧米の白人女性よりもきついし荒っぽい。ネトウヨの嫌う韓国や中国よりも荒っぽい。

こういう風に、実際の日本人女性というのは、「大和撫子」とはむしろ全て真逆なのだ。
それなのに「大和撫子幻想」を抱いてしまうのは、結局日本人という民族が、現実を見ずに、幻想に逃げ込んで自分を安心させて生きてる、
弱くて臆病な民族という証左の一つなのだろう。いや単に現実を見ることが出来ない単なるバカという事なのかも。
政治にしてもそうだし、仕事にしても、歴史認識にしても、まあすべて日本人はこれなんだ。