別に大麻を解禁しろとかするなとか言う話ではなくて
やけに、マリファナ、もしくはドラッグをやっている、知識がある、というのを自慢げに、誇らしげに語る人達がいるけど。
結局あれって、「”非合法”であるマリファナを自分はやっているんだ!」という事がアイデンティティになっているように感じる。
そして、「アメリカの州、カナダ等では合法なのに、日本はまだまだ遅れてる!全く日本は!自分は真実を知っているのに!」と憤ることがアイデンティティになってる。
でもああいう人達って、もしも日本でもマリファナが合法になったら、じゃあ次は何によってアイデンティティを形成するんだろう?と思う。
正直マリファナを吸うという行為自体は、何の努力も苦労もいらない、ただ買って吸えばいいだけ、とても簡単な事、
でも法律で禁止されてる現在だから、”法を犯す”という背徳感、広く広がってないからこその、”自分は特別”という優越感、そういう物が得られる。
もしも解禁されて、それがタバコみたいに当たり前の物になった時には、結局今まで通り、能力や実力や学歴等の社会的に意味のあるもので勝負しなきゃいけなくなる。
何の努力も苦労もしてない、いわゆる底辺の人達、バカ、怠け者達は、単なるマリファナ吸ってるだけのバカにしかならなくなる、アイデンティティを失う事になる。
というより、合法になって、安価で大量に買えるマリファナに耽溺して、ジャマイカみたいに、アメリカの底辺層みたいに、永遠に上に行くことも望めないダメ人間に拍車がかかると思う。
元々努力することが嫌いで、マリファナ吸ってるという安易な行為でアイデンティティを形成してた人達なんだから。
ドラッグに詳しくても、やってても、そんなもん社会的には何の役にも立たないんだから、ただ”非合法”という一点でかろうじてアイデンティティを形成できてただけなんだから。
そして、日本のヒップホップの人達は、もはや何の価値も無くなるだろうね、
「え、マリファナ(もしくは他のドラッグ)やっててこの程度?」って。
才能が無いのが完全にバレるし、なおかつ今まで他人がやってなかったことをやってる、法を犯してるという優越感も失われるわけだし。
まあ、ヒップホップの人達だけじゃなくて、日本のミュージシャンの人達みんなが一気に価値を失うかな?実力の無さ露呈しちゃうもんね?
そもそも”プロのミュージシャン”なんて職業自体が、多分、これから先10年以内に消滅するんだろうな・・・。
曲を作るツールもどんどん進化してるし、スマホに入ってるアプリでも結構いろいろできるようになってるし、音も良くなってるし、なおかつ簡単だし・・・
でそこに加えて、音楽と相性の良いマリファナの解禁・・・。
YOUTUBEを観れば曲のネタなんか無料で無数に転がってるわけだし。
作曲っていう行為自体が誰でもできるようになって、みんなが自分で曲を作って、自分の曲をアップする、そしてみんなが気に入った曲を買うという風になっていくんだろうな。
そこにはもうプロもアマもなくなるんだろうな、と思う。
音楽をダウンロード販売してる所はたくさんあるけど、ああいう感じ、例えばItunesみたいなやつのアマチュア版っていうの作ったら面白そう。
視聴もフルにできて、曲の値段も安くて(1曲50円とかで)、みんながアップしたり購入したりと・・・。もうあるかな?