結局、まあ、予想通り周庭さん逮捕されてしまった。
他にも民主化運動にかかわった人達から、中国に批判的なメディアの創業者まで、
続々と逮捕されてしまってる。
国家安全法の可決、施行もかなり強引だったし、そして今回の逮捕もかなり強引。
「国際社会の目なんて中国は気にしない」というかんじ。
香港は完全に中国の支配下に置かれてしまったんだな・・。
こんな状態になったら、もはや個人や団体が、中国のやり方、今回の逮捕に抗議したって全くの無力なんだろうな・・・
真っ向から対抗できるのはアメリカぐらいだろうな。
自分も以前、香港の民主化運動について、「この周庭さんの存在が、この民主化運動を幻想的にしてる」とかアホな事書いたことあるけど、
その時にはまさか中国がここまで強権的にやってくるとは思ってなかった、
もっと穏やかな落としどころを探ると思ってた。
中国はいまや、経済的にも国としても完全に超大国に成長したのに、
もう少し協調性や、国際社会での先進国としての立ち振る舞いを、例え見せかけだけでも装うだろうと思ってたけど、全く違った。
”中国のやり方”をそのまま押し通してる。
「日本には関係ないから興味ない」っていう人もいるんだろうけど、
今回の香港に対するやり方は、中国がお金と力を持ったらどうなるかを象徴する出来事で、それは香港以外の国に対しても決して例外ではない。
今となっては沖縄に米軍基地があって幸いだったという、日本にとってはそういう皮肉的な状況でもある。
周庭さんは日本語も出来て、日本にも度々香港の窮状を訴えて、協力を求めてたのに、
日本政府が完璧な中国寄りのため、結局日本は何もできなかったし、これからもおそらくアクションは起こさないんだろう。
もうこうなったら、民主化運動などの活動ではどうすることも出来ないんだろう、
アメリカレベルの大国が動くぐらいしかどうすることも出来ないんだろうな・・。
周庭さんの行動も、民主化運動も、こんな形で終わってしまうのはあまりにも気の毒すぎるし悲しすぎる・・。
もしも香港のために、もう周庭さんが活動が出来なくなるにしても、
せめて少しでも周庭さんの刑が軽く済んで、そして周庭さんが自由になれることを願ってます。
周庭さんの人生までもは奪わないであげて欲しい・・・。